【初心者】産業保健師1年目で勉強になった参考書【おすすめ6選】

【初心者】産業保健師1年目で勉強になった参考書【おすすめ6選】

産業保健師はどんな本で勉強したらいいの?
知識をつけたいけど、何から勉強したらいいかも分からないよ。

悩んでいる人

 

産業保健師について勉強したいと思っても、以下の壁にぶつかりますよね。

  • どんな参考書があるかも分からない
  • どれを選べばいいかも分からない
  • 参考書を選ぶための情報も少ない

本屋に行っても、看護師のコーナーはあるけど保健師のコーナーはなかなか見かけない・・・。

 

今回は、「産業保健師を目指している人」や「これから産業保健師になる」という人におすすめの参考書を6つ紹介していきます。

まみ

私も最初は「産業保健師って具体的にどんなことをするの?」って感じでしたが、これらの参考書を読んで少しずつ理解していきました。

 

この記事では、「とりあえず、まずはコレ買っとけばOK!」という本も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人
・まみ(@mami_hybrid)アラサー主婦
・看護師8年目
・派遣看護師2年目
・未経験から産業保健師へ(派遣)
・看護師ブロガー

産業保健全体のイメージをつかむなら、この2冊

1.職場の健康が見える (とりあえずコレ買えばOK!)


3,850円(税込)

「何が分からないかが、分からない」を解決する1冊。

とりあえずこれ読んどけば、超初心者でも産業保健の仕事が全体的にふわっと分かります

内容は広く浅くだけど、産業保健に必要な知識が分かりやすく整理されてる!

実際に、産業保健師の仕事が始まる前にこの本を読んでいたおかげで、仕事が始まっても「あぁ、あの本に書いてたことね」とイメージすることができました。

この本を基盤にしてざっくり全体像をつかんでおけば、そこから深く知りたいことも出てくると思うので、徐々に広げて勉強していけばいいと思います。

まみ

全カラーページでイラストもあって読みやすいし、まずはこれを買うことをおすすめする!

2.自主的産業保健活動の標準プロセス


770円(税込)

バラバラで「なんとなく」だった知識が、繋がって理解できる本。

この本のおすすめポイントは、「安い、小さい、詳しい」です。

参考書って高くて分厚いイメージがありますが、こちらは770円(税込)と安い!
しかもA5サイズと小さいので、通勤時間でも読みやすいです。

安くて小さいのに、以下のことが詳しく書かれていて知識が深まります・・・。

  • 業務がどの法令に基づいているのか
  • 業務をどのような手順で行うのか
  • 関連するスタッフの役割
  • 関連する他の業務

私が産業保健師を始めたてのときに読んだときは、「ふーん・・・?」って感じだったけど、仕事内容と関連付けて読み進めていくと「こういうことか!」とじわじわつながっていきます。

まみ

イラストがないので眠くなりそうだけど、ステップアップとして買っておいて損はないです。(安いから)

法律関連で分かりやすかった1冊

1.よく分かる労働安全衛生法



1,980円(税込)

業務にかかわる法を一通り知りたいなら、これ

産業保健師の仕事は、法に基づいて決まっている内容もあります。

例えば、労働時間が何時間以上の人は医師面接が必要で、その記録は何年間保存する・・・とか。

法については「職場の健康が見える」でも載ってたりするけど、詳しいことまで知りたい!という時は、このような専門的な本が1冊あるといいかも。

実際に仕事でも、「え、これは法的にはどう決められてるんだっけ・・・」と迷ったことがあったので、本棚に忍ばせておけば頼りになる一冊です。

まみ

ネットでも法の内容はみられるけど、文字ばっかりで読む気がしなかったので、図解でまとめられているこの本を選びました。

健康診断の業務で役に立った1冊

1.健康診断・保健指導パーフェクトBOOK



3,520円(税込)

広く浅くタイプタイプだけど、健康診断の準備から事後措置まで理解できる本

健康診断や保健指導に携わるときに、まず読んでおきたい1冊
(職場の本棚にも常備されてました)

下記のように、健康診断や保健指導について詳しく説明されています。

  • 健康診断の種類や決まり事
  • 健康診断の準備や実施について
  • 代表的な検査所見
  • 健康診断の事後措置
  • 保健指導の面談技術

検査所見については代表的なものだけだったり、面談技術もめちゃめちゃ詳しいわけではないので、深く知りたい場合はまた別の本に頼ることになります。

まみ

でも必要な知識がとても分かりやすくまとめられているので、個人的には持っておきたい1冊!

保健指導のときに役立つ2冊

1.病院で受ける検査がわかる本



2,200円(税込)

2.病院で受ける検査と数値がわかる辞典



1,540円

検査所見について詳しく知りたい場合は、どちらか1冊持っておくと重宝します。

社員さんの健診結果を見てアセスメントする時の、「この数値ってどういう意味なんだろう・・・」という悩みを解決する本です。

それぞれの検査値について、以下のことが詳しく説明されています。

  • 検査の目的、内容
  • 検査で分かること
  • 数値の見方
  • 異常値が出た場合について
  • 疑われる主な病気

実際に健診結果について保健指導する時に、自分がちゃんと理解していないと相手に十分な説明や指導ができないので、この本にはお世話になっています。

まみ

どちらか1冊でいいと思うけど、選びきれなくて両方買いました(笑)

まとめ【とりあえずこの1冊を読めば、だんだん分かってくる】

今回は、産業保健師ド素人の私が役に立った参考書6選を紹介しました。

  1. 職場の健康が見える
  2. 自主的産業保健活動の標準プロセス
  3. よく分かる労働安全衛生法
  4. 健康診断・保健指導パーフェクトBOOK
  5. 病院で受ける検査がわかる本
  6. 病院で受ける検査と数値がわかる辞典

とりあえず最初は「職場の健康が見える」を読んでおけば、その次にどういう勉強をしたらいいか徐々に分かってくると思います。

まみ

他にもセミナーとか研修でも、ためになるものはたくさんあるよ!

 

セミナーや研修、資格についてはこちらの記事をどうぞ。
>>【実体験】産業保健師を目指す人、初心者に役立つセミナー・資格まとめ

 

産業保健師は、看護師のように先輩に教えてもらったり勉強会があることは少ないと思うので、自分でどんどん知識を吸収していかないとだなぁと実感しました。

今回の記事が、「産業保健師を目指す人」「これから産業保健師を始める人」の参考になれば嬉しいです。

未経験から産業保健師になる方法はこちら
>>【体験談】未経験から産業保健師になるには?私が実践した3STEP

今の職場をストレスなく辞める方法はこちら
>>【即日退職】看護師でも退職代行で解放されてOK【おすすめ3選】