こんにちは!
「今の病棟は自分に合っていない」
「つらいし、辞めたい」
と、今はたらいている病棟の退職を考えている方も多いと思います。
しかし、このような悩みも多いでしょう。
「でも、簡単に辞めさせてくれないだろうな」
「師長さんになかなか言い出せない」
「辞めたいって言った後の人間関係が不安」
「引き止められていて話が進まない」
この記事では「今の病棟を辞めたいけど言い出せない人、引き止められている人」の特徴や、そんな方がさっぱりと退職するための8つの方法をまとめました。
自分に合わない職場でずっと我慢せず、自分に合った新しい環境で活躍しましょう。
この記事を書いた人
・まみ(@mami_hybrid)30代主婦
・看護師9年目
・派遣看護師3年目
・派遣で産業保健師の経験もあり
病棟を辞められない人の特徴
「辞めたい」と言った後の師長の反応が怖い
「辞めたいことを師長さんに言ったら、怒られるかな?機嫌が悪くなるかな?」
と不安に思う方もいるでしょう。
高圧的で怖い師長さんが相手なら、なおさらですよね。
逆に、「今までお世話になったから言い出しにくい」という方もいるようです。
尋問のようにいろいろ理由を聞かれるのが怖い
退職の希望をうちあけると、師長さんとの面談があります。
そこでは、以下のように師長さんからたくさんの質問があります。
- 辞めたい理由
- 今じゃなきゃいけない理由
- 辞めた後はどうするつもりなのか
- どうすれば辞めなくてもいいと思えるか
師長さんもできることなら辞めてほしくないのです。
職場の問題点があるなら改善しようとしてくれるので、たくさん質問されるのは当然です。
ですが、このような面談を尋問のように感じ、なかなか言い出せない方もいるでしょう。
「ダメ」と言われたら諦めてしまう
退職の希望を伝えても、師長さんや看護部長さんから
「来月の退職はムリ」
「あと半年はいてもらわないと」
「許可できません」
ときっぱりと「ダメ」と言われることもあります。
その言葉を真に受けて諦めてしまう看護師さんも多いと思います。
病院側は今まで頑張って働いてきた仲間を失いたくないので、簡単には退職の希望を受け入れてくれません。
「他に目標がある」「スキルアップのため」など前向きな退職なら、背中を押してくれる病院もありますが、「自分に合わないから」という理由を前向きにとらえる病院はほとんどないでしょう。
引き止めに弱い
師長さんや主任さんとの人間関係が良好で、
「あなたがいないとみんな悲しむ」
「これから病棟を引っ張ってもらいたいと思っていた」
と言われたら、決意がゆらぐ方も多いでしょう。
ハードな業務や夜勤を辞めたくて退職を希望しても、
「師長さんがそういうなら・・・」
となかなか退職に踏み出せない方もみられます。
責任感が強い
中堅の看護師さんに多い印象です。
「私はチームリーダーだから、辞めたらみんなが戸惑うかもしれない」
「私が辞めたら、今まで私がこなしてきた業務は誰がするんだろう」
と、責任感が強くて病棟のことを想うあまりに、退職に踏み出せない方の特徴です。
人間関係がくずれるのが怖い
退職を希望してから、実際に退職するまでの数週間、数か月が気まずいと思う方もいるようです。
今まで病棟の人たちとはまあまあ仲良くやってたけど、辞めると知ったとたんに周囲の態度が変わることを恐れる方たちの特徴です。
病棟の仕事も限界までつらいわけでもないし、今の平穏な人間関係を壊したくなくて先延ばしにする看護師さんもいました。
家庭があるのでなかなか踏み出せない
小さなお子さんのいるママさん看護師は、ご家庭のこともあるので簡単に転職に踏み出せない方も多いと思います。
「辞めた後の仕事はどうしよう・・・」
「転職しても、その職場でママさん看護師の融通が利くか分からない・・・」
と、今の職場はつらいけど、転職が成功するか不安でなかなか決意ができない方もいるでしょう。
退職するための8つの方法
次に、退職するまでの8つの方法についてまとめていきます。
1.就業規則を確認する
まずは就業規則を確認して、退職の何ヶ月前までに申し出が必要か確認します。
民法上では退職の自由が保障されていて、2週間前の申し出でも退職は可能です。
(※雇用期限のある契約社員などは、基本的には満期まで勤務する義務があります。)
就業規則では3ヶ月前の申し出が必要などと記載されていても、民法の方が優先されます。
まみ
急な退職は、少なからず職場に迷惑をかけますし、なるべく早く申し出るのが良いでしょう。
2.辞めたい理由を自分の中で整理する
なぜ辞めたいのか、自分はどうしたいのかを整理しておきましょう。
ここがあいまいだと、引き止められてしまうし自分もどうしたいのか分からなくなります。
きちんと気持ちを伝えられるように、整理しておきましょう。
ウソも方便ですが、問い詰められるとボロが出るので、本音ベースで話した方がいいと思います。
3.師長さんの反応は気にしない
辞めたいことを伝えると、師長さんはまず驚くと思います。
心配して、いろいろ話を聞いてくれると思います。
しかし、中には高圧的で機嫌が悪くなる師長さんもいると思います。
そんな感情的な師長さんには、あまりついていきたくないです。
退職したら会うこともないので、「師長さんに怒られるかな?」などは気にしなくていいと思います。
4.面談は強い意志をもって挑む
師長さんや看護部長さんは、引き止めるのがとても上手です(笑)
好きだった師長さんに「辞めないでほしい」と言われると、「本当に退職していいのだろうか・・・」とゆらいでしまいます。
他にも、
「どうして辞めたいの?」
「今すぐじゃなきゃダメなの?」
「辞めた後はどうするの?」
「職場環境を改善するから」
とたくさんの質問や引き止めがあります。
委縮したり、申し訳ない気持ちになって、声が小さくなるかもしれません。
しかし、ここであいまいな態度だと、本気度があまり伝わらずなかなか退職には運びません。
本当に辞めたいと思っているなら、「退職する」という強い意志をもって師長さんや看護部長さんにその気持ちを伝えましょう。
5.「ダメ」という言葉を真に受けない
先ほども書いた通り、師長さんや看護部長さんから「ダメ」と言われることもあります。
その言葉を真に受けて「ダメって言われたから辞められない」という看護師さんもよく見ます。
確かに、人が足りなくて本当に困っている病棟もあると思います。
そんな場合は師長さんと話し合って、お互いに納得のいく退職時期を決める必要があります。
しかし、
「まだ1年目でしょ」
「まだ2年目でしょ」
「半年は働いてもらわなきゃ困る」
と明確な理由もなしに頭ごなしに却下される場合もあります。
きちんと民法や就業規則も考慮している場合は、このような言葉を真に受けないようにしましょう。
6.周りのことではなく、自分の人生を考える
師長さんから
「あなたがいないとみんな悲しむ」
「これから病棟を引っ張ってもらいたいと思っていた」
と引き止められたり、
「私はチームリーダーだから、辞めたらみんなが戸惑うかもしれない」
「私が辞めたら、今まで私がこなしてきた業務は誰がするんだろう」
と責任を感じて退職を躊躇できない方もいるでしょう。
しかし周りの期待に応えようとして我慢するのは本末転倒なので、あなたの気持ちを優先しましょう。
7.今の病棟での人間関係や立ち位置は気にしない
「辞めるって知られたら、他のスタッフと気まずくなるかも・・・」
と思うかもしれません。
ですが、気まずくなるような関係の人とは、退職後はもう会うことはないので気にしなくていいです。
気まずくても、淡々と仕事をこなしていればOKです。
まみ
8.辞めた後のことをきちんと考える
転職が失敗することが怖くて、なかなか退職に踏み出せない方も多いです。
特に、ママさん看護師は独身ナースのように気軽に転職はしにくいと思います。
その際は、転職エージェントなどとしっかり相談して、自分の生活に合った職場を見つけておくことが大切です。
- 残業がないか
- 委員会などは考慮してもらえるか
- お子さんの発熱などで早退しても融通が利くか
など、希望に合った職場をきちんと見つけておくと、辞めた後の不安も軽減すると思います。
まみ
▼退職代行についてはこちらの記事をどうぞ
>>【即日退職】看護師でも退職代行で解放されてOK【おすすめ3選】
まとめ
合わない職場を離れるのも大切ですが、その後のことも考えないといけないですね。
退職日までに転職活動をして新しい職場に就職するのもいいですし、したいことが見つかるまで派遣看護師をするのも1つですね。
どちらにせよ、今の職場に不満がある方はストレスで体を壊してしまう前に、行動を起こすことが大事!
もう疲れたから週に2~3日しか働きたくないという人は、自由に勤務日が選べる派遣がおすすめ。
派遣看護師については、「派遣看護師の8つのメリットと4つのデメリット!おすすめの派遣会社は?」の記事にまとめています。
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