病棟看護師「いつかクリニックで働きたい!」~実際どうなの?仕事内容や人間関係は?~

派遣看護師でクリニックで働いた体験談

病棟で毎日時間に追われて忙しい看護師さん。
残業で病院を出るのは夜の8時・・・なんて日も珍しくないですよね。

「わたし、いつか病棟やめてクリニックで働く!」

そう思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、クリニックへ受診しに行くことはあっても、そこで働く看護師が1日どんなことをしているのかは詳しく知らない方が多いと思います。

今回は、仕事内容人間関係を含めてクリニックで働くメリットデメリットをまとめました。

まみ

わたしが単発でクリニックで実際に1日働いた感想をふまえてお話ししていきます。

クリニックで働くメリット

クリニックで働くメリット

1.病棟に比べて残業がない、もしくは少ない

クリニックは診療時間が決まっており急変リスクのある患者さんもいないので、病棟に比べて残業がない、もしくは少ないです。

「残業があるかどうか」「残業があるならどの程度なのか」は、クリニックの予約方法よって変わってきます。

クリニックの予約方法は、大きく分けて次の3つに分けられます。

  • 受付順番制
  • 完全予約制
  • 予約優先制

受付順番制

受付順番制は、予約を取らず「来院した患者さんから順番に診察する」という方法です。

時間帯により待ち時間の差が大きくなります。

いつ患者さんが来るか分からないので、忙しくなるかどうか予測できません。

患者さんが来る時間が重なって混雑するときは、残業が発生する可能性があります。

完全予約制

完全予約制は、「事前に予約をとった患者さんのみの診察」となります。

患者さんが来る時間を分散し、混雑を防げるので基本的に残業はないでしょう。

予約優先制

予約優先制とは、「予約も受けているけど、予約なしの患者さんも受け入れる」方法です。

予約している患者さんは決まった予約時間に診察を行い、予約なしで来た患者さんはその合間に順番で診察となります。

ですが、予約制を取り入れているとはいえ、予約なしの患者さんで混雑すると残業が発生するかもしれません。

まみ

わたしが勤務した日は、診療時間が終わったらすぐに閉める準備をすることができていました。
注意
人工透析科などの、患者さんが急変する可能性のある診療科目では、残業が発生する可能性もあります。

2.夜勤がないから体の負担が少ない

クリニックで働きたい理由のなかで多いのが「夜勤がない」ことではないでしょうか。

有床クリニックで夜勤があるところもありますが、一般のクリニックは基本的に夜勤はありません

結婚や出産をして夜勤ができない方や、そもそも夜勤をしたくない方にはオススメの勤務場所です。

3.休みの日が決まっている

基本的にクリニックは休みの日が決まっています

土日祝が休みのところもあれば、「土曜日の午前は出勤だけど水曜日の午後はお休み」といったところもあります。

病棟勤務が長い方にとっては、慣れるまでは週5日の勤務をつらく感じるかもしれません。

しかし、自分のワークライフバランスを考えて規則正しい生活ができます。

家族との時間をきちんと確保したいママさん看護師にも向いていますね♪

4.午前と午後の間に中抜けがある

「中抜け」とは、午前診療と午後診療の間の休憩時間のことです。

例えば、午前診療が9:00~12:00、午後診療が16:00~19:00なら間の4時間程度が中抜けの時間となります。

この時間は好きなことができるので、家に帰ってもいいし買い物に出かけても構いません。

仮眠をすることもできます。

家庭をもっている看護師は、この時間に家事や夕食の準備が出来ます。

まみ

結婚や出産をしても働きやすいですね

※自宅から近いクリニックを選ぶことがポイントです!

5.仕事内容はルーチンなものが多い

クリニックでの看護師としての仕事内容は、診療科目によって異なりますがだいたいは以下のようなものです。

  • 問診
  • バイタル測定
  • 採血
  • 注射や点滴
  • 予防接種
  • 心電図の測定
  • 薬の塗布
  • 処置や検査の説明
  • 処置や検査の介助
  • 診察の補助

美容系のクリニックなら、患者さんへのカウンセリングレーザーの照射などもあります。

 

また、手術をしているクリニックなら術前後の説明手術の準備、介助なども含みます。

 

まみ

クリニックの診療科目によって仕事内容は変わりますが、基本的にはルーチン業務となるようです。

 

わたしが勤務したのは内科のクリニックでしたが、おこなった業務は採血、腹囲測定、診察介助、呼び込みだけでした。

患者さんのなかには、診察を受けて薬もらうだけで、医療的な処置を受けない方も多くいました。

カーテンの開け閉めカルテの受け渡しは助手さんがおこなっていたので、この日は正直言って暇でした。

(単発での勤務だったからかもしれません)

 

クリニックでは病棟でおこなうような清拭やオムツ交換、寝たきりの患者さんの看護などの重労働はありません

大きな病院のように重症患者が運び込まれてくるというイレギュラーなことも起こりにくいので、これらの点もクリニックで勤務する魅力の1つといえます。

6.スタッフや患者さんとの距離感近くてアットホーム

クリニックはそんなに大きくないので、スタッフや患者さんとの距離感は近いです。

何かあった時にはすぐそばに医師がいるので、安心感もあります。

まみ

病棟では「この先生はいま電話していいのか?」と少し気をつかう時もありました。

スタッフの人数も少ないので、人間関係のいい職場だとアットホームに働けるでしょう。

7.興味のある診療科目が選べる

クリニックにはたくさんの診療科目があります。

内科、皮膚科、小児科、消化器内科、人工透析科、リハビリ科、整形外科、健診専門、人間ドック、がんの免疫療法、不妊治療専門、心療内科、産婦人科・・・

美容外科や美容皮膚科など、女性に人気のクリニックもあります。

大きな病院にはないような診療科目もあるので、自分の興味にあった診療科目を選ぶのもいいですね♪

クリニックで働くデメリット

クリニックで働くデメリット

次に、クリニックで働くデメリットをまとめます。

1.中抜けをデメリットと感じる人も

中抜けがあると、どうしても定時が遅くなります

病棟勤務だと定時は17時が多いと思いますが、クリニックは遅い時間まで診療しているので、残業がなくても帰宅する時間が遅くなります。

「中抜けはいらないから早く帰りたい」という方は、中抜けのないクリニックを選んだ方がいいでしょう。

まみ

クリニックの診療形態はさまざまです。
中抜けのないクリニックや、シフト制のクリニックもありますよ。

2.看護業務以外の仕事をすることもある

クリニックは、大きな病院と違って働いているスタッフの数は多くありません。

なので、看護師がクリニックの掃除医療器具の洗浄や消毒薬品や備品・器具の発注をすることも珍しくはありません。

「看護技術に専念したい。掃除や物品の発注管理はしたくない」という方には、向いていないかもしれません。

3.看護師が1人体制の時は不安

クリニックの規模によりますが、クリニックでの看護師体制はだいたい2~3人が多いと思います。

しかし、看護師1人体制のクリニックも珍しくありません。

「看護師が自分1人しかいない」ということや、同じ看護師に相談できないことを不安に思う方もいるのではないでしょうか。

「すぐ近くに医師もいるし、看護師がわたし1人でも大丈夫!」という方は問題ないです!(笑)

まみ

わたしが勤務した時は、看護師はわたし1人だったので「採血する患者さんの血管がすごく細かったら緊どうしよう・・・」と少しドキドキしました。

4.クリニックの医院長と合わないと働きにくい

ここがとても大切だと思います!

クリニックは少ない人数で仕事をするので、人間関係は重要になります。

医院長の治療方針経営方針で職場環境が変わるので、医院長のキャラクターが働きやすさを左右すると言っても過言ではありません。

入職前に医院長のキャラクタースタッフの人間関係を観察して、働きやすそうな環境か見極める必要があります。

クリニックで働くなら、最初は派遣がオススメ

紹介予定派遣がオススメ

クリニックにはいろんな働き方や環境があって、どこがいいのか自分で探すのは大変と思う人もいるかもしれません。

しかし、自分に合ったクリニックを見つけるとプライベートに合わせて自分らしく働けるでしょう。

まみ

自分に合ったクリニックを見つけるためには、事前の情報収集が必要です。

 

私のように単発で1日だけ働いて、クリニックでの看護師の働き方を体験するのもアリ。

派遣会社に自分の希望する働き方の条件を伝えれば、その条件にあった求人も探してくれますよ。

 

また、クリニックには「紹介予定派遣」という制度をとっているところも多いです。

紹介予定派遣とは、派遣先に直接雇用される前に期間限定で派遣として勤務すること。

派遣期間が終了した際に、派遣先と本人が合意すれば、直接雇用へと進みます。

この期間の間に、仕事の忙しさ残業の有無人間関係などの職場環境をじっくりみることができますね!

まみ

入職した後の「こんなはずじゃなかった」を防ぐことができるのね!

 

職場とのミスマッチが不安な方は、ぜひ紹介予定派遣を利用してみてはいかがでしょうか♪

紹介予定派遣の求人は「MCナースネット」「看護のお仕事」で探すことができます。(どちらも無料)

派遣会社によって扱っている求人も違うので、最低でも2つは登録した方がいいかと。

詳しい派遣会社の体験談は、こちらの記事をどうぞ。
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