正社員から派遣看護師へと転職する際に気になることの1つといえば、社会保険についてですよね。
まみ
そこで、派遣看護師になるときに知っておきたい社会保険について調べてみました。
この記事を書いた人
・まみ(@mami_hybrid)30代主婦
・看護師9年目
・派遣看護師3年目
・派遣で産業保健師の経験もあり
社会保険の4つの種類
社会保険には健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険の4つの種類があります。 1つずつ見ていきましょう。
健康保険
代表的な公的医療保険には国民健康保険と健康保険があります。
自営業やフリーターの方が加入する保険が国民健康保険で、会社に勤めている人が加入する保険が健康保険です。
国民健康保険は、保険料をすべて自己負担しなければなりません。
しかし、健康保険は保険料の半額を派遣会社が負担してくれます!
また、健康保険には「傷病手当金」や「出産手当金」などの生活保障を受けられる制度もあり、扶養制度もあります。
まみ
厚生年金
年金の制度には、国民年金と厚生年金の2種類があります。
国民年金は「基礎年金」ともいわれ、日本に住む20歳以上のすべての人が加入する義務があります。
厚生年金は会社員や公務員が加入するもので、国民年金にプラスされて給付されます。
このように、年金制度は2階建て構造になっているのです。
また、健康保険のように厚生年金にも扶養制度があり、国民年金より手厚くなっています。
労災保険
労災保険とは、被雇用者が仕事中や通勤中に事故などでケガをしたり、後遺症が残ったり、病気・死亡に至った場合に労働者や遺族に保障を行う制度です。
労災と認められると、さまざまな給付を受けることができます。
ちなみに、労災保険の保険料は私たちが支払うのではありません!
雇用元である派遣会社が納付します。
雇用保険
雇用保険とは、被雇用者が失業した時の経済的な負担を和らげるために、失業給付金の支給を行う制度です。
条件を満たすと
- 高年齢雇用継続給付金
- 育児休業給付金
- 介護休業給付金
- 教育訓練給付金
など、さまざまな給付金を受け取ることもできます。
しかし、派遣看護師が育休をもらう条件は少し厳しいです。
詳しくはこちらの記事でどうぞ>>派遣看護師でも産休・育休はとれるけど条件が厳しいって話【もらえるお金も解説】
まみ
派遣看護師でも社会保険に入れる?加入条件は?
派遣看護師も社会保険に加入できます!
加入条件を次にまとめました。
健康保険、厚生年金の加入条件
健康保険、厚生年金の加入条件には2パターンあります。
①以下の条件を満たすこと
・派遣会社との契約期間が2か月を超える(見込みを含む)こと
・勤務時間および日数が一般社員の約4分の3以上であること
②以下の条件を満たすこと(従業員規模が501人以上の事業所に限る)
・勤務時間が週20時間以上
・月額賃金が8.8万円以上あること
・勤務期間が1年以上(見込みを含む)
・学生でないこと
まみ
②を満たす人も加入できるようになったのね
労災保険の加入条件
労災保険は雇用元である派遣会社が加入します。
被雇用者が1時間でも労働すると、加入する義務が生じます。
派遣看護師である私たちが保険料を払うことはありません。
雇用保険の加入条件
以下の2つを満たすことが加入条件となります。
- 1週間に20時間以上の勤務時間があること
- 31日以上継続して雇用されることが見込まれること
以上、社会保険の種類と加入条件でした。
社会保険と聞くと、よく分からない・・・と思う人も多いと思いますが、この記事が少しでも誰かの役に立てば嬉しいです。
まみ
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